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身体は「ファシア」が決め手

2022/3/1


こんにちは、Wataruです。


最近、「筋膜」の文字をよく見かけるようになりましたね。

ピラティスを学んだ直後から興味ある分野として取り組んできたのがこの「膜」です。

ここ10年ほどは特に色々な解釈とアプローチに触れ、研究者から直接指導を受ける好機にも

恵まれました。


草創期から成熟期?への変遷を目撃し、優れた先人達とこの時代に生きる喜びを感じています。


その研究はまだまだ始まったばかりとはいえ、めざましい技術革新と熱心な研究者達のお陰で、様々な事が「膜」という視点からも説明がされるようになってきています。

経験学的な感覚を、科学が証明出来る時代です。


それら組織は

「Fascia」(ファシアまたはファーシャ) と呼ばれます。



語源は束、ひも、網などを意味するところからきています。

それを「膜」といいます。

身体のあらゆる組織にこの「膜」をみることが出来ます。


そのうち骨格筋組織にある膜「筋膜 / Myofascia」といいます。

筋膜にとどまらず、より広義の膜「Fascia」の視点で考えると、膜がもつそれぞれの機能、性質の違いを知る事になります。


Fasciaは構造を支え、動きを導き、力を伝達したり、蓄えたりしています。

また高い固有感覚をもっているのも特徴でしょう。


だから緊張を緩める、リリースも必要ですが、緩めるばかりが良いのでしょうか?


「刺激」や「強化」もまた重要な事ではと考えています。


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あらゆる身体の組織や、器官の全身にみられる遍在する組織

我々を形作る織物のようなものとも考えることが出来る、

姿勢や構造的完全性を保持する組織

擦れと滑りを提供しる独特の性質によって、組織の動きを維持

感覚神経終末を筋の6倍以上もち、情報伝達システムとして広域を支配している

負荷の伝達にネットワークである

創傷治癒や瘢痕形成に最も関与する

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肉を詰めた袋?という役割をはるかに越えた機能があることがわかって頂けると思います。


だから面白いと思っています。

Fasciaの質感と機能は、要求されるタスク、加わる負荷、その部位によって理想とされる状態は様々です。

そうしたFasciaの様々な要素を刺激しようと考えるとき、

ムーブメント(動作)のもつ可能性が注目されています。


どんな動きが必要とされ、どんな結果が得られるのかを知ることはこれからのムーブメントの専門家にとっては重要なことになると思います。


私もこれまでそうした視点で、動作を通じてどのように出来るかを試行錯誤してきました。

これからもそれはずっと続けていくことになる感じです。。。


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