2021/5/10
ZONEで学び、インストラクターとして活動されている方をご紹介!
今日は、熊本県でピラティスインストラクターとして活動されている盛泰輔さんです。
ハードなウェイトトレーニングもされている盛さんだからこそ感じている、トレーニングとピラティスの両立についてお話をお伺いしました。
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【ZONE】
盛さん、今日は上級リフォーマー(AR)コース終わりで、インタビューを引き受けてくださってありがとうございます。
お疲れかもしれませんが・・・。
まず、盛さんの経歴を教えてください。
【盛さん】
そうですね。
仕事はいろんなことをやっていました。
地図を製作する会社、建設業、食品関係の会社員もしていましたね。
いろんなことをしてはみたものの、どの仕事も自分のモチベーションがあがらなかったというか、言い方はちょっと悪いかもしれないんですけど「自分が一生やっていく仕事」としての魅力が感じられませんでした。
仕事の前日には「あぁ、明日から仕事か・・・。」みたいな。
本当に仕事の日が憂鬱というか。
ピラティスインストラクターになったのは、偶然がかさなったんです。
ふと見たチラシに「ピラティスを学べるコースを開催する」というのを目にして、たまたま受講することにしたんです。
【ZONE】
そこが、盛さんのピラティスとの出会いですね。
【盛さん】
そうです、そのコースを開催していたのがピラティスセナで、今の職場になります。
【ZONE】
コース受講後にインストラクターとしての活動もスタートした、ってことですよね。
すごいご縁というか。
インストラクター未経験で、その仕事に飛び込む不安はなかったですか?
【盛さん】
う~ん、インストラクターの仕事は、「自分が何のために働いているのか」が実感できる仕事だったので、「あ!これだ」っと思ったんですよ。
今までの仕事では感じられなかった「人の役に立つ仕事」というか。
ピラティスを始めるお客様は、身体の弱い方、年配の方、女性など、幅広い方たちと関わっていくことになります。
その方たちに対面でお会いでき、自分が教えたことで身体が変わっていく・・・。
そんな実感、やりがいがダイレクトに感じられるピラティスインストラクターの仕事は、まさに「これだ!」というものでした。
【ZONE】
担当されているお客様の反応とかは、どうですか?
【盛さん】
いやぁ、本当に楽しいです。
「身体が軽くなった」「ピラティスして楽になった」なんて言われたら、本当にうれしいです。
最初は初めて担当するお客様や、いつものお客様から「今日、腰痛いんだけど」と言われて、何をしたらいいかパニックになることはありましたけど。
でもこれは知識がないから起こることなので、勉強は今も継続しています。
【ZONE】
盛さんは、ピラティスインストラクター以外のフィットネスのトレーナーの活動もされているんですか?
【盛さん】
いいえ、ピラティスインストラクター1本ですよ。
トレーニングは趣味で行っています。
昔は空手をしていたのですが、会社員時代に運動からは離れてしまいました。
インストラクターの仕事をスタートしてから、うまく時間を使うことで、仕事とトレーニングを両立させています。
今は週4回ジムに通っています。
【ZONE】
ウェイトトレーニングされているとお聞きしていたので、トレーナーもされているのかと・・・。
【盛さん】
トレーナーとしての活動はしていませんが、トレーニング仲間へアドバイスしたりすることはありますよ。
【ZONE】
ピラティスを知っている盛さんが考える、ウェイトトレーニングってどうですか?
【盛さん】
ピラティスを勉強する前までは、トレーニングで膝、肩、腰の怪我が多かったです。
ストットピラティスの5原則を勉強したことで、ピラティス的な視点というか、自分の骨の並びを意識してトレーニングを行うようになりました。
あるべき正しい骨の並びを考えながら、可動域を意識したりすることで、自分の身体を理解した中でトレーニングができるようになりましたね。
一人ひとり骨格が違うわけですから、可動域や柔軟性の違いで、できる動きの範囲も違う。
それをわからずに「あの人はここまでやってるから」「あの動画で教えていたから、ここまで曲げるべき」という情報を基に、自分のできない範囲まで無理なトレーニングをすることは、怪我につながってしまうと考えています。
例えば、スクワットは、ストットピラティスの5原則では骨盤がニュートラルを意識して行うことが大事なんです。
【ZONE】
私、スクワットは膝を90度まで曲げる、って聞いたことあります。
【盛さん】
それです、みんなが90度ではないんですよ。
可動域を考えると、そこまでできないことは悪いことではないんです。
他にも、チェストプレスをするときは、ひじの高さとか角度とかばかりを考えるのではなく、胸の筋肉の伸長がしっかり感じられる姿勢、ポジションで行うことが大事です。
「自分の身体を知ったうえで、今の自分ができる姿勢で行う」ことが、怪我をしないトレーニングであることを知ってほしいです。
【ZONE】
骨の並びを考えてウェイトトレーニングをする、ってピラティス的な考え方ですね。
【盛さん】
ストットピラティスのエクササイズや考え方は、人の身体のことをベースにしたものなので、怪我をさせないようにできていると思います。
他の方もよくおっしゃっていますが、ストットピラティスの5原則はよく考えられているな、と思います。
ウェイトトレーニングを行う際には、怪我の予防のためにも、姿勢に対する意識は必ず持っておいたほうがいいです。
<2019年のベストボディジャパンの熊本大会で3位になった盛さん>
ピラティス+ウェイトトレーニングの成果が出ていますね!
【ZONE】
現在、ピラティスインストラクターとしての勉強も進めておられますよね。
【盛さん】
そうですね。
今回参加している上級リフォーマー(AR)コースもとても楽しいです。
器具のコースに進むことで、お客様の動きの修正への理解が深まったり、見方もどんどん変わってきています。
お客様にも1つのエクササイズをリフォーマー、ラダーバレル、キャデラックのどれでしたほうがいいか、その方に一番合った環境を使い分けできるようになりました。
【ZONE】
今後の目標、展望を教えてください。
【盛さん】
将来的には、自分のスタジオを持ちたいと考えています。
ピラティスで正しい身体の動かし方を知ってもらって、ウエイトトレーニングで筋肉量を増やすといったようなものを・・・。
やはり、筋肉も適度に鍛える必要があると思っています。
あとは栄養指導の面もサポートしたいです。
せっかくトレーニングしたのに、身体を作るうえで必要な肉や魚を「太るから食べないようにしている」なんて話を聞くと、ガクッときます。
身体は食事を通じての中身も大事だ、ということも知ってほしいんです。
総合的な健康をサポートできるスタジオを目指したいです。
【ZONE】
盛さん、貴重なお話、ありがとうございました。
これからも頑張ってください!
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