ビーキューブスタジオに入会検討されている方や、インストラクター養成コースにご興味ある方に、ピラティスへのきっかけ、やりたいことをお聞きした時に「リフォーマーをやりたい!」というお話を多くお聞きします。
スタジオ会員になりたい方は、
「リフォーマーを使ったピラティスができるスタジオに通いたい」
「前通っていたところにリフォーマーがあったので、同じような環境のスタジオを探している」
というお話をされます。
インストラクター養成コース受講検討の方は
「インスタグラムで見たインストラクターから、ピラティスに興味を持った。自分でリフォーマーを導入したスタジオを経営したい」
「マットエクササイズにプラスして、リフォーマーも教えられるイントラの勉強ができるところを探している」
という受講動機をお話しされます。
今、リフォーマーを使ったピラティスエクササイズが注目されています!
STOTT PILATESストットピラティス®のコースカリキュラムでは、初中級マット(IMP)コースで、STOTT PILATESストットピラティス®の基本原則、マットエクササイズの習得やティーチングスキル、姿勢分析やエクササイズの組み合わせを勉強したうえで、より専門的なピラティスエクササイズを教えることを学ぶ初中級リフォーマー(IR)コースへと発展できるようになっています。
————————————————————————–
IR(初中級リフォーマー)コースは、初級6日間+中級4日間の全10日間。
エクササイズ数は122種類あり、もちろんマット同様、様々な調整方法も学びます。
・ストットピラティスSTOTT PILATES®5原則
・マットコースの復習
・リフォーマーの器具の特徴とセッティング方法
・初級・中級のリフォーマーエクササイズ習得
・姿勢分析やリフォーマーエクササイズのプログラミング
・プライベートやグループクラスのティーチング方法
IMP(初中級マット)コースの内容も押さえながら、新しいピラティススキルをリフォーマーを活用して学べる内容になっています。
もちろん、初中級リフォーマー(IR)コースにも、3つの課題があります。
①セッション見学
(IRコース:10時間以上)
ストットピラティスSTOTT PILATES®認定インストラクターのセッションを見学すること。
②自主練習
(IRコース:40時間以上)
自分で動き、ワークアウトをしたり、セッションを受講したりすること。
③指導実習
(IRコース:25時間以上)
クラスメート、知人・友人などへ自身がインストラクターとして習ったピラティス指導を行うこと。
ですから、IR(初中級リフォーマー)コースは
講義50時間
+見学10時間以上
+自主練習40時間以上
+指導実習25時間以上
→合計125時間以上で勉強する内容になるということになります。
————————————————————————–
器具のコースで、インストラクタートレーナーからよく説明があるのが「安全面」。
リフォーマーへの乗り方、スタートポジション、エクササイズ中、降り方、と様々なタイミングでお客様の安全が確保されているか、チェックや工夫をしていきます。
せっかくピラティスエクササイズをリフォーマーという環境でできるのに、安全への配慮が欠けてしまっては、ターゲットとする筋肉へのアプローチができなかったり、お客様を怪我させてしまうかもしれません。
ペアになってエクササイズをする時は、インストラクター役の人がお客様役の身体を360度確認しながら、今の身体がどうなっているかを観察し、適切なタクタイルや立ち位置でサポートしていきます。
ピラティスは身体が動くところだけでなく、止まっているところも意識する必要があります。
手足の動きへのキューイングももちろんですが、骨盤や胸郭、肩甲骨の安定は?目線や頭の位置は?といったところも、大事なポイントになってきます。
安定した身体で手足を動かすことを、身体が覚えていけば、日常生活での自分の動きにも、いろいろなことに気づくきっかけにもなります。
ストットピラティスのインストラクター養成コースでは、エクササイズの習得だけでなく、姿勢分析やエクササイズの組み合わせ(プログラミング)もカリキュラムにあります。
IMP(初中級マット)コースでもすでに勉強している内容なので、リフォーマーコースでは、復習になったり、実際のセッションで担当しているお客様を想定していくので、より深い質問や具体的な解決策を受講生同士で話し合ったりします。
<姿勢分析の様子>
STOTT PILATES®では、セッションの前に クライアントの身体の状態をみる「姿勢分析」を行います。
姿勢分析は全部で21のチェック項目があります。 たとえば、 ・足関節はニュートラルか、底屈か背屈か・膝はニュートラルか、過進展か、屈曲か・股関節はニュートラルか、屈曲か、伸展か など
また、側面、前面、背面から見てどうなっているかもチェックしていきます。
正しい「姿勢分析」を行うことで筋肉の強弱、長さを予想し、ピラティスエクササイズの選び方(プログラミング)に反映し、セッションを組み立てることになります。
<グループごとでプログラミング>
姿勢分析を基にしたエクササイズを選ぶプログラミングもコースの中で解説、実際に自分の姿勢分析の結果からプログラミングをみんなで話し合う時間もあります。
10人いたら10通りの姿勢があります。
Aさんにはおすすめのエクササイズでも、Bさんにとっては姿勢的におすすめできないものかもしれないです。
その場合は、別のエクササイズに変更したり、小道具でのサポートを考えたりします。
ストットピラティス®が大事にしているのは、その人の今の姿勢をしっかり把握して、一番効果が出るエクササイズを行うこと。
そのために、姿勢分析とプログラミングは、必要不可欠なスキルになります。
ストットピラティスのインストラクター養成コースでは、ティーチングもコース内で行います。
勉強した内容がしっかりアウトプットできるか、マットコースでも培ったスキルをリフォーマーという環境でどこまで活用できるのか、そういったことも試していきます。
最終日にはグループティーチングにもチャレンジしますよ!
<プライベートセッションのティーチング>
<グループティーチングの様子>
————————————————————————–
次回のIR(初中級リフォーマー)コースの開催は2022年5月。
すでに定員、キャンセル待ちでの受付となります。
2022年後期(7月~12月)スケジュールは2022年春ごろ発表予定。
今しばらくお待ちください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Comments