コースの学びを深める3つの課題
2020/4/30
こんにちは、ZONEアカデミーの小田原です。
今日は養成コース認定試験を受験するために行う 3つの課題について説明します。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+
ストットピラティスSTOTT PILATES®の
インストラクター養成コースは講義を受講する
だけで認定試験受験はできません。
コース初日から3つの課題を練習し、6ヶ月以内に
開催される認定試験を受験、合格することで
認定資格を得ることができます。
3つの課題は初中級コース(IMP・IR・ICCB)コースが
対象ですが、IMP(初中級マット)コースを例に
解説していきます。
IMP(初中級マット)コースは1日5時間、
全8日間40時間の講義があります。
3つの課題の内容というと・・・
———————————————-
①セッション見学
(IMPコース:10時間以上) ストットピラティスSTOTT PILATES®認定
インストラクターのセッションを
見学すること。
②自主練習
(IMPコース:30時間以上) 自分で動き、ワークアウトをしたり、
セッションを受講したりすること。
③指導実習
(IMPコース:15時間以上) クラスメート、知人・友人などへ自身が
インストラクターとして習ったピラティス
指導を行うこと。
———————————————-
になります。
ですから、IMP(初中級マット)コースは 講義40時間
+見学10時間以上
+自主練習30時間以上
+指導実習15時間以上 →合計95時間以上で勉強する内容になる
ということになります。
講義最終日に、受講生から 「全然覚えられない・・・」 「勉強のボリュームが多くて大変!」 という感想もありますが、講義40時間は
コースの半分、3つ課題に取り組む時間で
自分の理解に落とし込みをする、
と考えてください。
それぞれの詳しい課題内容について説明します。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+
①セッション見学
(IMPコース:10時間以上) ストットピラティスSTOTT PILATES®認定インストラクターの セッションを見学すること。
これは、実際のインストラクターが
どのようにお客様にピラティスエクササイズを
教えるのか、を見て勉強する課題。
プライベート、グループどちらも見学対象です。
エクササイズの教え方も見るポイントでは
ありますが、さまざまな言葉がけ、
タクタイル(触れるティーチング)、 どこに立つと動きが見やすいか、
安全にセッションをするための工夫 といった、いろんな視点で見学をします。
また、各コースの教材DVD視聴も見学の
課題の全体の2割であればセッション見学
としてカウントもされます。
※10時間の場合は、2時間がDVD視聴を
セッション見学として申請可。
あと、過去に受講した養成コースを
見学することもセッション見学として
カウントできます。
こちらはコース内容を復習するのに
非常に有効です。
実際のセッション、DVD、コース見学を
織り交ぜてセッション見学をすることが
できます。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+
②自主練習
(IMPコース:30時間以上) 自分で動き、ワークアウトをしたり、
セッションを受講したりすること。
これは自分がストットピラティス
STOTT PILATES®を身体を動かして
練習する課題。
自宅でマットをひいて、DVDや教科書を
見ながら動くことも該当しますので、
自分の空き時間を活用して取り組むことが
できます。
IMP(初中級マット)コース受講中には、
マットに必要なプロップをセット販売もしている
ので、こちらを使って練習もできます。
ビーキューブ®スタジオのピラティスプライベート
セッションやピラティスグループクラス受講も
自主練習になります。
もちろん、おうちの近所にあるストットピラティス
STOTT PILATES®のインストラクターが行う
ピラティスクラスの参加も対象です。
また、コース受講生同士で練習した時に インストラクター役の相手としてお客様役
となって動くこともカウントされます。
課題の中でも一番長い30時間って結構な
割合だと思われますが、いつでも自分で
自主練習ができるので、心配しないで
ください。
自主練習を行うことで、エクササイズの
動きを確認したりできるほか、自身の身体の
変化も感じることができるそうです。
コース受講生からは、
「コース受講後に自分で練習したら肩こりが
なくなった」
「身体が絞まってきたと同僚に言われた」
「姿勢がきれいになって、余分な力が
入らなくなった」
といった声も聞きます。
「動いて、理解も深まり、身体も変わる」
それが自主練習です。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+
③指導実習
(IMPコース:15時間以上) クラスメート、知人・友人などへ自身が
インストラクターとして習ったピラティス
指導を行うこと。
これは、自分がインストラクター役と
なって相手にピラティスをティーチング
する課題。
お客様役の相手は、誰でもかまいません。
ご家族、ご友人、職場の同僚、実際のお客様、 もちろんコース受講生同士でもOK。
こちらの練習相手も、いろいろな方に
お願いして取り組むことをお勧めします。
なぜかというと、ピラティス経験者と
ピラティスが初めての方ではアプローチは
その人に合ったものに工夫する必要があるから。
コース受講生同士は、同じエクササイズを
勉強しているのでティーチング後の反応は
「このエクササイズはわかりやすかった」 「あれは先にこの動きを伝えてからのほうがよかったんじゃないか」
といったフィードバックをしてもらえます。
ご家族、ご友人、職場の同僚でピラティスを
したことがない方は今後、自分がピラティス
インストラクターになった時に 本当に出会うであろうお客様を想定できます。
指導スキルを向上させるには、 「いろいろな人に教える」練習をたくさん行う
これに限ります!
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:-+:-+:-+
あと、最後によくある質問がこれ。
「3つの課題はどれくらいやったらいいですか?」
<課題の記録を行う用紙>
この答えは 「課題の規定の2~3倍は取り組んだほうがいい」
です。
認定試験で納得のいく結果が出ている人の多くは この課題の記録用紙を見ると、本当にたくさん
練習をされています。
試験受験までにこれだけたくさんのピラティス
の練習をするわけですから、試験合格して
インストラクターになった時点で、
すでに多くの経験をしてお客様をお迎えする
ことになります。
いかがでしょうか。
ストットピラティスSTOTT PILATES®を学び、
インストラクターとして活動するためには
必要不可欠な課題。
それをたくさん取り組むことで、コース内容の
理解が深まり、自信をもってピラティスを
教えるインストラクターになれますよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Comments