【ITコラム】足のアーチと足底筋膜について
2018/7/31
皆様、こんにちは。 ZONEアカデミーのWataruです。
「次回は足のアーチや、足底筋膜の性質
なんかについてもっとご紹介していきたいと
思います。」
さて前回に続いて「足」です。
荷重を支えるために硬くもあり、かつ様々な
環境に適応したり推進させるために柔らかくも
ある必要があるのが足です。
その足には三つのアーチがあります。
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【内側縦足弓】
踵骨結節、距骨、中足骨、3 つの楔状骨、
最初の 3 つの中足骨から構成される。
正常な角度は 130~150 度
【外側縦足弓】
より高い安定性; 踵骨、立方骨、
第 4 中足骨から構成される。
長腓骨筋、短腓骨筋、第 3 腓骨筋、
短趾屈筋によりサポートされる。
【横足弓】
舟状骨、楔状骨、立方骨、中足骨から
構成される。
前骨筋、後骨筋、長腓骨筋、足底筋膜
によりサポートされる。
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この足のアーチは5 歳までに発達するとされ、
主に靭帯、足底筋膜により支えられて、 補助的には筋肉によってサポートされています。
静的立位においては、実はこの筋肉はほとんど
アーチサポートに寄与していないのです。
関節と骨の絶妙なデザインと構成が
アーチを生んでいることがわかります。
また重要な役割を果たすものに
足底筋膜があります。
この密な結合組織のシートは、踵骨結節に起始し、 第 1 趾の種子骨中に挿入、その他外側 4 趾を
覆います。
荷重支持下では 12%まで伸張することが
できます。 足の剛性の 25%を担うものでもあります。
体重負荷支持時に、全体重の 14 パーセントを
運搬してくれる頼もしい存在です。
これがアーチの構成とその維持に役立ち、
足内在筋の関与を軽減させるのです。
私たちが歩みを進める推進力のため足に
剛性あるテコを構成するのも足底筋膜です。
踵を起点に足趾に向けて足底を刺激する事で、
前述の各機能が活性する事が考えられます。
裸足で動く、ボールでローリングするなども
いいですね。
「足を敏感にする、足に敏感に動く」と
エクササイズの違った体感ができるかも
しれません。
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