【ITコラム】グループクラスのティーチング・メインエクササイズ編
2018/3/15
皆様こんにちは。
ZONE by Bcube®のAkatsukaです。
2017年よりグループクラスのティーチングについて
連載しています。
グループティーチ第5回目は、 メインエクササイズのプログラミングを
お伝えしようと思います。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
※第1回目のブログはこちらから
※第2回目のブログはこちらから
※第3回目のブログはこちらから
※第4回目のブログはこちらから
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
グループクラスのティーチング・
メインエクササイズ編
まずは使用するプロップを決めましょう。
参加者によって難易度の調整を行う必要が
ありますね。
以前のプログラミング「三面」を思い出して
いただくと良いです。 (「三面」・・・支持面、接地面、運動面)
特に難易度の調節になれば、接地面でしょう。 —————————————————
安定・簡単
(例) アークバレル
↓
不安定・難しい
(例) スタビリティクッション
—————————————————
例えば同じ仰臥位をとっていても、
アークバレルに背中を預けるのか、 スタビリティクッションに預けるのかによって
安定感が変化しますよね。
このような考え方に基づけば、簡単に 目的は同じでも、参加者のレベルに合わせて
使用するプロップを変化させることが
できますね。
同じ形をしているものでも難易度は変化します。
スタビリティボールvsミニスタビリティボール さて、どちらが難易度が高いでしょう・・・。
VS
正解はミニスタビリティーボール。
同じ丸くて弾む素材でも、大きければ大きいほど
不安定度合いはマイルドになり小さい方が、
少しのリアクションでも乱れが大きくなる分、
難易度が高くなります。
こちらも考慮に入れて選択してみてください。
————————————————————-
次にエクササイズの順番です。
最初は、マットワークのチャートを元に組んで
いくのがオススメです。
すでにプログラミング三面の考え方を元に、
順番が決められています。
そこにそれぞれのプロップを付け加えていけば オリジナルのワークアウトチャートが完成します。
グループクラスの場合、特に重要なポイントが
「トランジッション」です。
「いかに素早く次のエクササイズに移行できるか」
がポイントです。
その点で形が安定している物はトランジッションが
簡単に説明しやすくポジションが乱れにくい特徴が
あります。
インストラクター目線から見てみると、接地面が
安定していて、大きいものはトランジッションの
説明がしやすいということです。
<簡単な物>
アークバレル
スタビリティボール
フィットネスサークル
その他:
ハンドウエイト、
ビックブルー
クッション
など
<難しいもの> フレックスバンド
ミニスタビリティボール
スタビリティクッション
その他:
トーニングボール
など
ですので参加者の情報の処理能力も考慮に
入れながらプロップを選択してみることで、
トランジッションがスムーズになり、フローが
途切れずにクラスを行うことができます。
一番重要なことは参加者に合わせた
プログラミングが提供できたかどうかです。
そのために万全の準備をする必要がありますね。
様々なことを想定して、エクササイズの
ボリュームは多めに用意しておくことで、
クラス時に調整を行うことができます。
グループ前の準備の参考にしていただければ
幸いです。
次回は、グループクラス時の修正について
お伝えしようと思います。ぜひご期待ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント