【ITコラム】プログラミングの コツ「情報収集」
2017年7月15日
皆さんこんにちは。 ZONE アカデミーのAkatsukaです。
7月も中頃に入り8月に試験を控えている方々も、
日々の練習にもより一層熱が入ってくるころ。
今回は試験を控えておられる方にも、 インストラクターとして活躍されている方の
復習のためにも数回に分けて「プログラミング」
についてお伝えしようかなと思います。
第1回の今回は「情報収集」についてです。
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プログラミングで重要なことは、情報の取り方と
まとめ方です。
エクササイズが個々にあったもので、更に
チャレンジできる内容にするためにはより
多くの情報が必要です。
a:質問 や b:動的姿勢分析 から得た情報を、
どのようにエクササイズに関連させていくことが
できるかがポイントになります。
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a:質問では、、、
①運動習慣や普段の生活スタイル
普段の体力レベルや情報処理の能力を判断できる
ことはもちろん、キューイングの内容としても活用
できます。
例)
ゴルフをしている方に、
「普段クラブを握るようにこのポールを
握って下さい」
バレエをされている方に
「足先をポワントのように伸ばしてください」
など。
②怪我の有無
安全に動きが可能がどうかを見極めていく上で
重要です。
1:どこに痛みがあるのか
腰、肩、だけではなく左右、上下、前後等、
より痛みが強い部分を明確にする必要が有ります。
2:いつ痛めたのか
受傷後2〜3日はその患部に負荷をかけることは
望ましくありません。
3:どうやって痛めたか、どのような動きで痛むのか
避けるべき動きと可動域を明確にすることが出来ます。
4:現在治療は受けているのか
もし他の場所での治療と平行、又は終了後で
あれば、その際受けていた診断名と
避けるべき動きを確認しておきます。
③目標、目的
何のためにピラティスを活用したいのか、 具体的であればあるほどプログラミングが
しやすくなります。
例)姿勢を改善したいです
→どの部位が特に気になりますか?
→それが気になるのはいつですか?
→どんな体勢を取っているとき?
→それはいつまでに達成したいですか?
など。
内容をより明確にヒアリングすることで 運動強度の調整とモディフィケーションの選択が
容易になります。
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b:動的姿勢分析はいつするのか、、、
僕は普段のセッションでのお出迎え時にいつも
行っています。
どうやって座っておられるか、 背もたれにもたれかかっているのか、
脚は組んでいるのか、
脚はどのくらい開いているか、 膝のどのように曲げているのか、
腕を組んでいるのか、 本を読んでいれば首の傾きに左右差は
無いか・・・。
お声をかける前に取れる情報は盛り沢山です。
立ち上がり方や歩き方、器具の乗り降りの仕方の
時も見ることが出来ますね。
普段の動きの分析がまだ難しい!と思われる方は、 ウォーミングアップを行っている時に
観察されるのがおすすめです。
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ブリージング
→脊柱をどこから屈曲するのか。
ヒップリリース
→骨盤の安定性はどうか、可動域の左右差は無いか。
スパイナルローテーション
→動きやすい所、動きにくい所を観察。 ----------------------
その後のエクササイズも見どころ満載です。
動作分析を行う際のポイントは、行う動作を
支持する際に多く情報を出しすぎないこと。
可能な限りシンプルなキューイングが望ましい
です。
そうすることで、クライアントの方の特徴を
より正確に評価することができます。
いずれの内容もまとめ、詳細に記録を残しておく
ことで、今後のプログラミングを組む上で
重要な情報になるのでカルテ等に記載しましょう。
次回のコラムでは、収集した情報の
プログラミングへの活用の仕方、
モディフィケーションの設定の仕方を
お伝えしようと思います。 ぜひご期待ください。
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